ムダに気づこう〈経営コンサルティング〉
クライアント企業の業績向上を支援する、経営コンサルタントとして現場を診ると、「ムダに気づいていない」企業もあります。
そのような場面に遭遇する時、経営コンサルタントはクライアント企業に対してどのように助言するのが良いでしょうか?
皆さんは、コンサルタントを利用するとしたら、どのように助言して欲しいですか?
私は以下のように助言しています。
・同業他社のデータに基づいてベンチマークし、他社の経営指標との差異を理解してもらうようアドバイス
・同業他社と比較してどの点がどのくらい限界利益<固定費となっているかを助言し、ターゲットゾーンをイメージしてもらえるアドバイスをする
また、クライアント企業がムダに気づいているけれど、放置している現場にも遭遇する時があります。
「やらなくても何とかなる」
「取り組んでも効果がない」
「やり方が分からない」
このような声をヒアリングする中で聴く場合があります。
その際には、経営コンサルタントとして、以下のように助言しています。
・やらなければどのようになるのか時系列で示し、また、取り組めばどのような効果が見込めるのか時系列で示してアドバイスし、改善の動機づけを行う
・ムダを定量化してアドバイスする
・現場を視察して仮説を立案、クライアントに投げかけることで解決策を想起できるよう助言する
経営力を高めて業績をアップさせるには、全社的運動として経営改善活動を推進することが必要です。
そして定期的に改善活動を振り返り、その取り組みを評価し、更なる改善活動に活かすのです。
キー・ロジは、クライアント企業の売上利益の最大化を支援し、その結果にコミットします。
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