売上利益アップのために〈経営コンサルタント〉
経営改革,改善に取り組んでいくと、必ず、業績は改善する。
事実、弊社キー・ロジがご支援する企業は全て、業績を大きく向上している。
例えば、成長企業においては、その成長過程で新たな問題や課題が発生するので、その解決のためにコンサルタントとして支援している。
また、業績が低迷しており抜本的な改善策が必要な企業においては、その処方箋を経営者,社員と一緒になって考え実行を支援する。
私が「一緒になって」と記しているのは、真にそうであって協働が重要だと承知するからだ。
経営改善では2つのアプローチで取り組むことで、売上利益をアップさせるのだ。
一つ目のアプローチは、システム面からの組織改革である。
3ヵ年経営計画などを策定し予実管理を実施していくために、事業計画が合理的に策定できるようにする。
策定した経営計画上における諸般の意思決定の仕組みを構築し、業務の遂行が着実にできるように支援するのだ。
もう一つのアプローチは、人的側面からの組織改革である。
組織内の対話促進やコミュニケーションの充実を図るため、風通しの良い雰囲気や本音で言える場の設定で、組織の活性化を行うのだ。
経営トップが本気であればあるほど、現場は燃えるものだ。
・経営トップは毎日、現場を巡回しているか?
・トップは毎日、気さくに話しかけて社員の話に傾聴しているか?
・顧客や取引先対応に追われて、現場に行くことが後回しになっていないか?
・トップが社員に語り掛ける場(ex.定例会議、経営方針発表会、幹部との個人面談、研修会の開催、福利厚生のイベント)を設けて、良いストロークをしているか?
売上利益をアップさせようと思えば、システムを整えたから業績も上がるだろうなどどいった、甘い考えではダメだ。
経営改善には、システム面と人的側面の両方から組織を改革する必要があるのだ。
関連記事
-
顧客との絆〈経営コンサルティング〉
ある会社では、既存顧客に定期的にレターを出している。 既に10年以上に渡って定期的に顧客に発送する
-
収益性とは〈経営コンサルティング〉
コンサルタントが中小企業の経営者に以下のような質問をします。 「儲かっているかどうかはどのようにし
-
物流作業の生産性を高める1〈物流コンサルティング〉
物流作業の生産性を高めるためには、何に取り組めばいいでしょう? このようなことを検討する場合には、
-
問題を発見する目とは〈経営コンサルタント〉
製造業の会社にコンサルティングする時、いつも気にして診ることがあります。 それはどんなことかと
-
売上利益をアップさせるにはどうするか〈経営コンサルティング〉
皆さんの会社では、売上や利益をアップさせるために、いろんなことに取り組んでいることと思います。
-
思い込みを排除する方法〈経営コンサルティング〉
経営コンサルタント、物流コンサルタントの大原です。 皆さんの会社では以下のような発言をよく聞き
-
働くということ〈経営コンサルタント〉
思うに、「働く」は人生の中で多くの時間を費やしているものだ。 働き方にもいろいろあるだろう。 で
-
ムダに気づこう〈経営コンサルティング〉
クライアント企業の業績向上を支援する、経営コンサルタントとして現場を診ると、「ムダに気づいていない」
-
「しか」でなく「でも」となるように〈経営コンサルタント〉
私は、製造業,運送業,サービス業を中心に経営コンサルティングをしている。 仕事がら、まずは現場を診
-
キーマンを取込め〈経営コンサルタント〉
経営革新改善活動をコンサルティングするに当たって、まずは「キーマンが誰か」を確認するようにしている。
- PREV
- ビジョンを実現するために〈経営コンサルタント〉
- NEXT
- プロセス結果主義〈経営コンサルタント〉