真因把握と課題,対策立案,実行で業績を高めよう〈経営コンサルティング〉
皆さん、年末の慌ただしい中お過ごしのことと思います。
忘年会も、昨日でほぼ打ち止めといったところでしょうか。
私も今年最後の顧問先の忘年会が昨日29日に開催され、参加させて頂きました。
思うに、職場外で懇談の場を設けるということは意思疎通を闊達にさせるという点で、大切なことです。
お酒が入ると、普段言えないけど言えることも出来るし、胸襟を開いたコミュニケーションが出来ることが組織力を上げることに繋がりますね。
さて、弊社は岡山に本社がある経営コンサルティング会社ですが、活動範囲は隣県の広島や大阪、東京など全国です。
皆さんの会社では本年を振り返ってみて、年初に設定した課題に対する実行度合いはいかがですか?
課題とは「現状と、あるべき姿を把握し、あるべき姿になることを阻む根本的な問題を見極め、あるべき姿に近づける対策を立案すること」です。
ということは、課題を立案するには真因を把握することがなにより重要であり、真因なくして課題を設けることはできないということです。
真因を把握するためによく言われるのは「なぜ」を5回繰り返すということです。
皆さんの会社ではどのような方法で真因を把握し、課題を設定していますか?
課題を設けたら、具体的なアクションプランを「だれが、いつまでに、何について、どのような方法で行う」かを決める必要があります。
対象となる期間を通してモニタリングしていくことも欠かせません。
真因把握と課題,対策立案,実行の三位一体でこそ、会社の業績を向上できるのです。
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