問題を発見する目とは〈経営コンサルタント〉
製造業の会社にコンサルティングする時、いつも気にして診ることがあります。
それはどんなことかというと、 汚れ です。
工場内のどこに汚れがあるのか?
工程のどこに汚れがあるのか?
設備のどこに汚れがあるのか?
やっぱり、汚れているところには問題点が隠れているのです。
これは工場に限ったことでなく、オフィスでもそうです。
机の上に書類が溜まっている人は、およそ仕事が出来ない人です。
また運送業のコンサル時には、汚れているトラックの担当乗務員は、仕事が雑な人が多く顧客よりクレームを受けやすいという傾向があります。
工場経営改善をコンサルする際に、汚れ以外にも 急ぎ にも着目しています。
バタバタと忙しそうにしている工程には何らかの問題点が隠されているものです。
急がなければならない理由があるはず。
急いでいると頑張っているように見えるのですが、見方を変えると「対応に追われる理由となる問題」が隠れているのです。
運送業の場合なら、法定速度を超え急いでトラックを運転していると、事故になりますよね。速度超過を放置していてはいけません、隠れている問題を解決を解決するのです。
しっかりとした着眼点をもって問題点を把握し、改善活動を行って生産性を高めていきましょう!
関連記事
-
物流作業の生産性を高める3〈物流コンサルタント〉
物流作業の生産性を高めるためには、何に取り組めばいいでしょう? 前回はロケーションや導線設計につい
-
整理整頓の勧め 2〈経営コンサルタント〉
前回は整理についてお話ししましたので、今回は整頓についてお話ししましょう。 整頓とは、必要なも
-
物流総合効率化法の改正〈物流コンサルティング〉
2月に物流総合効率化法が改正されてから、物流業界では様々な動きが出てきている。 東京都多摩地区
-
営業マンのやる気とは〈経営コンサルタント〉
どのような事業を営んでいる会社も、商品やサービスをお客さんに買ってもらわなければ売上は増えませんよね
-
真の改善活動とは〈経営コンサルタント〉
製造業の現場や運送業の物流センターの改善活動をコンサルティングする中、標準作業の重要性を指摘している
-
改善活動を定着させるヒント〈経営コンサルタント〉
製造業や運送業、サービス業をコンサルティングする中で、つねに意識しているのは改善活動を定着させること
-
チームで頑張る〈経営コンサルティング〉
一人で頑張るってのは、何かと不自由はものです。 ・自身ではどうしていいのか分からないことを調べ
-
手段と目的は違う〈経営コンサルティング〉
手段と目的が違うのは当たりまえです。 ですが、、岡目八目で第三者からみると
-
売上や利益を高めるために〈経営コンサルタント〉
業績を改善させるためにどんなことを行っていますか? ・新しい仕事に取り組む ・既存のお客さん
-
他責から脱却する〈経営コンサルティング〉
経営改善コンサルティングのお手伝いをしていて、つくづく感じることがあります。
- PREV
- 改善活動を行う理由〈経営コンサルタント〉
- NEXT
- 問題点を絞り込む〈経営コンサルタント〉