「しか」でなく「でも」となるように〈経営コンサルタント〉

私は、製造業,運送業,サービス業を中心に経営コンサルティングをしている。
仕事がら、まずは現場を診ることから始めるが、「診方」というものがある。

顧客に近い場所から視察することが重要だ。
製造業の場合、ユーザーに近い立ち位置で仕事をしているほど顧客ニーズに即応しやすいのと同じように、現場に近いほど問題点や課題がたくさん見えるからだ。

更に言うと、現場を診るときは予告なく突然現場を訪れるようにしている。
製造業などで社長が現場を訪問すると、それまで暇そうにしている作業者が急に忙しそうに動き出す、あるいは今いなくてもよい仕事を先食いするなどどいうことがある。これと同じことを防ぎ、ありのままの現場を診るためにそのようにしている。

また現場では、「標準作業はありますか?」と問う。
当たり前のことが当たり前に出来るようにするためには、「標準」が必要だからだ。
作業者によってやり方が異なっては安定した仕事を、成果をアウトプットできないためだ。

標準にはいろいろある。
標準作業、標準コスト、標準納期、標準品質など。
標準があるからこそ、安定した仕事をすることが出来るのだ。
「私しかできない」「あの人しかできない」「これしかできない」でなく、
「私でもできる」「あの人でもできる」「これでもできる」にしよう。

それが強い現場を作るから。
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