レイアウト図を書いてみる〈物流コンサルティング〉
物流センターでは多様な商品が入出庫を繰り返しています。
アイテム数が多い物流センターでは登録で1万SKUを超えることもあります。
一方で比較的アイテム数が少ない物流センターでは、数百SKUといったところでしょう。
ひとくくりに物流センターといっても、産業材や消費財、取り扱う商品群やカテゴリー、市場での競争状態、買い手の状況などにより、物流センターのスペックも大きく異なってきます。
物流センターは大型車両による荷卸しや配送車両の積込み作業などにも、それに対応した操車スペースや駐車スペースが必要にありますので、荷役作業や,保管機能に対応したスペースに加算して設計する必要があります。
したがって物流センターを設計する際は基本図面を書いてみること、今まで検討材料から漏れていたことが判明したり、新たな課題を発見することができるので有益です。
エクセルを活用して方眼紙を作成し、そこにレイアウト図を記していくのです。
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