物流改善プロジェクトを立ち上げる〈物流コンサルティング〉
物流改善には様々なテーマがあります。
例えばですが、物流コスト削減であったり、物流サービスレベル向上であったり、リードタイム削減などです。
コンサルティングにおいては、企業によって設定するテーマは異なりますが、私の経験上では物流コスト削減が7割といったところでしょうか。
ただ同じテーマでも企業が抱える問題点は異なりますので、改善のためのアクションプランやアプローチは、その企業、その現場に適応したものでなければなりません。
現場は人が運営するものですから、現場を構成する社員のモラールや考え方や志向、その置かれている状況に応じた処方箋が必要です。
物流改善でも、経営改善でも同じですが、まずはテーマ=目的を決めます。
そのテーマを実現するために、組織の部門や階層から社員を必要な選定しプロジェクトチームを編成します。
これらプロジェクトチームに参画するメンバーが改善活動をけん引し、他の社員を巻き込んでいきます。
たしかにその現場現場に適した処方箋が必要ですが、セオリーはあります。
そのセオリーに味付けをして現場に落し込み、実践、その効果を測定し検証する、さらには代替案を検討する、といったことを繰り返しながら改善は進んでいきます。
関連記事
-
収益性とは〈経営コンサルティング〉
コンサルタントが中小企業の経営者に以下のような質問をします。 「儲かっているかどうかはどのようにし
-
信頼づくりのヒント〈経営コンサルティング〉
社員と経営者の間で、あるいはリーダーとチームメンバー間で、信頼のベースを作るために簡単にできることが
-
分かったつもりになるな〈経営コンサルティング〉
製造業や運送業の現場改善をする際に、机上だけで取組ことは業績改善につながりません。 当たり前の
-
原価低減のやり方〈経営コンサルタント〉
不思議なもので原価は何もしなければ自然と高くなっていくものだ。 放っておくと原価高になる。 原価
-
チーム編成〈物流コンサルティング〉
物流コンサルタントとして物流改善に取り組んでいくとき、大型物流センターの場合、プロジェクト内でもチー
-
思い込みを排除する方法〈経営コンサルティング〉
経営コンサルタント、物流コンサルタントの大原です。 皆さんの会社では以下のような発言をよく聞き
-
レイアウト図を書いてみる〈物流コンサルティング〉
物流センターでは多様な商品が入出庫を繰り返しています。 アイテム数が多い物流センターでは登録で1万
-
その仕事なくせないか、を考える〈物流コンサルティング〉
物流コンサルタントとして、既存の物流センターの業務改善をお手伝いする機会が多いわけですが、その際の改
-
リーダーの役割〈経営コンサルタント〉
弊社は岡山県岡山市で経営コンサルタント業を営んでいます。 岡山駅近くのためクライアントの来所にあた
-
社内で対話してより良い戦略,戦術を考える〈経営コンサルティング〉
経営コンサルティングの現場では、経営者だけでなく、経営幹部や社員の皆さんからの考えや意見を踏まえた議
- PREV
- チームで頑張る〈経営コンサルティング〉
- NEXT
- 原価低減活動〈経営コンサルティング〉

