コロナ禍の中での経営戦略
新型コロナウイルスの感染者増加が続く中、事業継続性において苦慮している経営者の方が多いことと思います。
そこで今回は、コロナ禍の中での経営戦略として少しお話ししたいと思います。
そもそもですが新型コロナウイルスは未知のウイルスの為、明確な処方箋は現在のところありません。
そのような中においても、事業経営を行い、社員の雇用の維持や企業が担うべき社会的責任に対する責務があることは、どのような時代においても当然のことと言えます。
では経営者は今、何をどのようにするべきでしょうか。
私は、経営者はコロナ禍における見通しを社員に示すこと、が重要と考えます。
その見通しの成否が正しいか正しくないかは重要ではありません。いわゆる新型コロナウイルスに関連する情報を、適切なツールから広く収集したうえで、自社を取り巻く環境を踏まえて、今後1年から2年における収支を予測し経営戦略を社員に指し示すことこそが、経営者の行うべべきことだと考えます。
社内で最も豊富に情報を知りうる立場の経営者として、その見通しを示すことはトップの責任でもあるのです。
そのような姿勢が社員の信頼を一層得ることに繋がります。
関連記事
-
製造業の経営改善〈経営コンサルティング〉
モノづくり企業である製造業の経営改善について、事例をお話ししましょう。 岡山の製造業A社では、
-
継続が大きな力になる〈経営コンサルタント〉
何事もコツコツ努力していくことが肝要だ。 毎日の改善活動の成果はすぐには体感できないかもしれな
-
顧客との絆〈経営コンサルティング〉
ある会社では、既存顧客に定期的にレターを出している。 既に10年以上に渡って定期的に顧客に発送する
-
真の改善活動とは〈経営コンサルタント〉
製造業の現場や運送業の物流センターの改善活動をコンサルティングする中、標準作業の重要性を指摘している
-
改善のコンサルで感じることそれは…〈物流コンサルタント〉
製造業や運送業、いわゆるハード系のコンサルが中心に活動しています。 その中で、支援すると改善活
-
コンサルの成果〈経営コンサルタント〉
コンサルティングでは、私は経営者だけでなく従業員を巻き込んだ取り組みで成果を上げるようにしている。
-
社長の仕事は働きたくなる環境づくり〈経営コンサルタント〉
経営コンサルタントとして経営者を支援する中で、感じることがある。 それは、、、 成長過程
-
ムダに気づこう〈経営コンサルティング〉
クライアント企業の業績向上を支援する、経営コンサルタントとして現場を診ると、「ムダに気づいていない」
-
お客さんに買ってもらうには〈経営コンサルティング〉
自社が提供する商品やサービスを顧客に買ってもらうためには、どうすればいいでしょうか? 飲料や化
-
コア人材を育成する〈経営コンサルタント〉
経営改善や業務改善など改善活動を行うに当たって、重要になるのは人材だ。 それは当たり前の事ではある
- PREV
- ユニック車によるプレカット材現場納品システム
- NEXT
- 看板広告事業のご案内
