経営改善プロジェクトメンバー〈経営コンサルティング〉
経営成績を上げるため、しっかり利益を出せる体質作りやキャッシュフローを向上するために、経営コンサルタントとして支援を行っています。
その際、いつも心がけていることは如何に社員を巻き込んでいくかということです。
私はコンサルティングの場では、社員さん全員と面談します。
その理由は、経営者あるいは役員の方々からだけの話を聞いて、経営改善、革新のために仮説を立てることに危機感を持つからです。
立場が違うと、担う責任が違うと、業務内容が違うと、考え方が違うと・・・おなじ物事に接していても、真因が異なって見えるんですね。
そうなると、問題点や解決策の仮説を誤ってしまう。
だから多様な人の多様な意見をヒアリングする。
そんなことをいつも心がけてます。
社員を巻き込んでいくために、プロジェクトメンバーを選定しますが、そのポイントは、1点、やる気があること。
年齢や役職、社歴は問いません。
やらされ感からは何も生まれない!
私はお手伝いするときは、公募もします。改善メンバーの公募。
全社的なイベントを開催しメンバーを公募する、その中から選ぶようにします。
そしてプロジェクトリーダー、事務局、プロジェクトの位置づけの明確化。
何事も体制作りが大切です。
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