製造業の経営改善〈経営コンサルティング〉
製造業でも受注生産と見込生産を行っている製造業者では、収益性を改善するための方法論は異なります。
見込生産の製造業では、
①サイクルタイムを一定に
②生産ロットを最適に
③各工程のラインバランス化
④仕掛品の最小化
⑤材料資材や完成品の在庫適正化
⑥リードタイム、輸配送コストの適正化
などとなります。
受注生産の製造業で受注量に波動が大きい製造業の場合は、人員配置と外注管理が重要になります。
人員配置では応受援体制を確立するために、多能工化が必須です。
また外注管理では、受注量の過多過小だけで外注か内製かを判断することはお勧めできません。
確かに、受注量が少ないなら外注を活用しないですべてを自社で生産する方がコストは押さえることが出来ます。
ですがそのようなやり方で内外製を判断していくと、受注量が過多の時に対応できなくなります。
理由は、外注先が他社の仕事にシフトしてしまうからです。
従って月次の損益管理表だけで判断するのでなく、年間通しての受注量(物量)波動を考慮しながらも、外注先との良好な関係性が維持できるような発注ルールを検討しておく必要があるのです。
財務データだけを見てコスト削減策を進めてしまうと、中期的には受注に対応できない仕組みを自ら作ってしまうことになりかねません。
![manufacture_pagetitle[1]](https://www.key-logi.com/wp-content/uploads/2014/11/manufacture_pagetitle1-e1416103842407.jpg)
関連記事
-
意思疎通は質と量ともに〈経営コンサルティング〉
活力があり成果を上げている会社には共通点があります。 それは 意思疎通がしっかり出来ている
-
整理整頓の勧め3〈経営コンサルタント〉
前回、整頓についてお話ししました。 整頓とは、必要な時に必要な量だけ取り出せるようにすることで
-
お客さんに買ってもらうには〈経営コンサルティング〉
自社が提供する商品やサービスを顧客に買ってもらうためには、どうすればいいでしょうか? 飲料や化
-
原価低減のやり方〈経営コンサルタント〉
不思議なもので原価は何もしなければ自然と高くなっていくものだ。 放っておくと原価高になる。 原価
-
物流マンのやる気を引き出す〈物流コンサルティング〉
運送業の機能として、輸送,配送,保管,在庫管理,荷役,流通加工,物流データ処理があります。 昨今で
-
リーダーは同じことを何度も伝えること〈経営コンサルティング〉
会社で運用上のルールや取決めをしたら、それでうまくいくと思っている経営者はいないでしょうか?
-
プロセス結果主義〈経営コンサルタント〉
人事評価についてお話ししましょう。 長い間日本では人事評価の仕組みとして、年功序列による評価システ
-
原価低減活動〈経営コンサルティング〉
こんにちは、経営コンサルタントの大原です。 今日は原価低減について考えてみたいと思います。
-
無駄をなくす〈経営コンサルタント〉
製造現場の改善コンサルティングをするとき、よく見かける光景がある。 それは、「余分な仕掛品が各
-
思い込みを排除する方法〈経営コンサルティング〉
経営コンサルタント、物流コンサルタントの大原です。 皆さんの会社では以下のような発言をよく聞き
